JAXAが2021年度の宇宙飛行士候補者の募集をスタートしました。
ご関心のある方はすでにお読みなっていることと思いますが、
企業の方で、特に採用などや人事の方にも
是非、一度募集要項をご覧いただきたいと思います。
着目していただきたい点は、
まず「求める人材像」、「評価する特性」についてです。
ご一読いただきますと、簡潔、明確に求めるところが示されています。
また、試験の作り方について、先に進むほどその受講者の身体はもちろん、
精神構造にまで深く踏み込む内容となっています。
(ご関心のある方は、是非、下記の「宇宙飛行士選抜試験」をご参考ください)
こうした究極とも言える採用のあり方があることを知っておくことは
自社の採用活動にも参考になる面が多々あるかと思います。
2021年度 宇宙飛行士候補者の募集について
2021年(令和3年)11月19日「JAXAのリリース」より
■転載■
宇宙航空研究開発機構(JAXA)では、
日本人宇宙飛行士の活動の場が国際宇宙ステーション(ISS)
や日本実験棟「きぼう」、
そして月周回有人拠点「ゲートウェイ」や月面に
拡がることを想定し、
下記のとおり新たな宇宙飛行士の候補者を募集します。
未来を創造する宇宙飛行士の重要な役割を通じて、
人類・社会への貢献を志す多様な方々の応募を
お待ちしております。
注目した点
「募集要項」がリンク先のありますので是非御覧ください。
ちなみにお給料は下記。
30 歳 約 32 万円
35 歳 約 36 万円
「選抜方法」のところに試験内容がありますが、
第一次選抜でオンラインが検討されている以外は
前回と同様のもののようです。
「求める人材像」と「評価する特性」について、
なんというか、明確でよくここまで文章に落とし込んでいるな
という印象があります。
HPのリンクの先の最下部のところには、
下記があります。
また、
「応援サポーターをお考えの企業・団体様からのお問い合わせ」が
下記となっています。
まだ、サポーターそれほどいないようです。
宇宙ビジネスはすでに大きな注目を集める領域となっています。
自社が参入することは難しい場合でも、こうしたサポーター制度に乗っかることで、
自社のPRの大きなチャンスのようにも思います。