スポットコンサルでアドバイザーとしての経験は得難いものとなる

アイデア・発想

以前、下記の記事で
スポットコンサルの「ビザスク」をご紹介しました。

新規事業で不慣れな進出先候補領域についての情報を集める方法
新規事業において、自社が次に進出すべき領域が見えてきた際に、 基本情報以外に、その領域ならではの特性を理解して、 勝ち筋があるかどうか判断したいところです。 しかし、不慣れな領域や分野では、なかなか、的を射た情報に たどり着くことができない...

日本最大級のスポットコンサル「ビザスク」

そうしたなかで、スポットコンサルを活用して
アドバイスをもらった方の多くが、
今度は逆に、
自社や業界の知見をもとにアドバイスする側として
登録するような動きがでているようです。

個人的にはこの動きは好ましいと考えています。

自社や自分の業界にとっては当たり前のこと
あるいは、悩んでいることや課題となっていることでも
異なる業界では、大きなヒントになったり、
あるいはすでに解決策を持っているということがあります。

たとえば、昔のこととなりますが、
次のようなことがありました。

ある企業で、基礎研究所から、新しい素材として
一定の温度を加えると形がもとに戻る金属が開発されました。
現在、世の中でよく知られている
「形状記憶合金」のはじまりなのですが、
実は当初、開発元の企業は、
その売り方に苦慮していたのです。

素材としては面白いという意見がある一方で、
具体的な商品への展開の良いアイデアが、
社内では思いつきませんでした。

そこで、開発担当者の方は、
異業種交流会で自社の新素材についての
発表を行いました。

発表をすると、すぐに女性用下着メーカーの
担当者からアプローチがあり、
協業による商品開発へとつながりました。
後に大ヒットする「形状記憶下着」のはじまりの物語です。

この例では、ご自身の課題を発表したことで、
別業界の課題解決へとつながったケースなわけですが、
異業種同士の方が話す機会が増えることは、
イノベーションの可能性が飛躍的に向上すると考えています。

ちなみに、代表的なスポットコンサルの
「ビザスク」では、アドバイスサイドは、
次のような流れで進んでいきます。

1)プロフィールを登録する
 職歴の記入、ビジネス経験の登録

2)案件を確認する
 公募案件に提案、もしくは指名相談が来る。

3)事前相談
 依頼内容や謝礼金額、日時などについて確認。
 プロフィールを非公開にしている場合、依頼者への開示する。
 条件が合わない場合は辞退することも可能。

4)スポットコンサルの実施
 Skype、Zoomなど、あるいは面談をして対応。

5)謝礼を受け取る

多くの企業では、副業を解禁する動きも出てきており、
その一環として、
アドバイザーとして登録してみるというのも
良いかと思います。

なお、副業が禁止されている企業の場合は、
「謝礼を受け取らない」という選択も可能です。

ご自身が異業種の方にアドバイスをする経験は、
考えを整理したり、新たな別の気づきにつながるなど
得るものも多いと感じます。

スポットコンサルのサービスはいくつかの会社がありますが、
使いやすさなどの観点からは、
下記の「ビザスク」さんがよく工夫されていますので、
まずご参考いただければと思います。

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