多くのビジネスパーソンにとって
知財や特許は、日頃あまり意識しないかもしれません。
しかし、企業の技術情報が集まるという面では、
重要でできればチェックをしておきたいものです。
今回ご紹介する特許庁の広報誌「とっきょ」は
知財関係の方は、よくご存知かと思いますが、
少し離れた部署の方がご覧になっても参考になるものです。
「とっきょ」はネットでも公開されていますので、
是非一度ご覧になってみてください。
知財にまつわる情報をビジネスパーソンの方々にお届けする 特許庁の広報誌「とっきょ」Vol.49が装いも新たに完成!
(下記転載)
2021年09月18日「週刊アスキー」より
特許庁は最新の知財トピックをわかりやすく紹介する
広報誌「とっきょ」の最新号Vol.49の配布を開始した。
今号より誌面をリニューアル、
より旬なテーマを読みやすい切り口で、
デザインもあらたに届けられている。
特集は「IPランドスケープ」。
知財情報を取り込んだ分析を、
経営・事業戦略に生かしていく「IPランドスケープ」が
いま、注目を集めている理由は何か。
実施する際のポイントなどを解説。
また、先進的に「IPランドスケープ」を活用してきた
旭化成株式会社の取組に迫る。
誌面では、各企業の知財戦略への取組について深掘り取材。
電力小売部分自由化を背景に、
約20年前から知財戦略に積極的に取り組んできた中国電力は、
現在は、地元・中国地方の企業との知財マッチング活動を通して、
地域活性化に力を入れている。
事業推進の当事者に、計画的な知財戦略について伺った。
また、落合陽一氏がCEOを務めることでも知られ、
「IP BASE AWARD」スタートアップ部門で
グランプリを受賞したピクシーダストテクノロジーズについては、
その取り組みをコミック形式でご紹介する。
ほかにも、地域密着型の相談窓口「知財総合支援窓口」の
取組事例や、特許庁で働くプロフェッショナルにフォーカスした
インタビュー、知財の最新トピックの紹介など、盛りだくさん。
普段あまり意識することのない知財について、
様々な切り口の記事で楽しみながら知ることができるとともに、
ビジネスにつながる知識を身に付けることができる。
▼「とっきょ Vol.49」はこちらから読むことができます
注目した点
本広報誌は、
企業インタビューあり、漫画ありで
一般の方にも知財や特許について、知っていただきたい
という特許庁の思いが伝わってくる紙面構成となっています。
タイトルだけ、とりあえずご覧になって、
アンテナにひっかかったものをチェックするだけでも、
新規事業やイノベーションのヒントとなるように思います。